QBCpickup【ジーコム調査】駅利用と映画館以外は天神エリアに人が向かう結果に

Posted:2014年12月09日

 

福岡・九州のマーケティングリサーチ・市場調査会社の「ジーコム」が3日、福岡県在住のアンケートモニター「コムネット」に登録している20歳以上の男女500人を対象に行った【福岡県居住者の天神・博多の商業施設のイメージに関する調査結果レポート】が公開された。

 

天神エリア / JR博多駅周辺の来街頻度は共に「月1回程度」の割合が最も高く、月間平均来街回数を見てみると、天神エリアでは30代、JR博多駅周辺では20代が他の年代に比べて多く、両エリア共に女性より男性の方が多い結果となっている。

 

 

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逆に、月間平均買物頻度をみると男性より女性の方が多く、来街頻度と同様に天神エリアでは30代、JR博多駅周辺では20代が他の年代に比べて多くなっている。月間平均買物回数は、天神エリアが1.9回、JR博多駅周辺が1.3回という結果になった。

 

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来街目的の理由は駅利用と映画館を除く全ての項目で天神エリアの方が上回っており、両エリア共に女性は「衣料品の購入」「ウインドウショッピング」「飲食・喫茶」など多くの項目においての割合が多い。一方、男性は「通勤以外の商用」の割合が多くなっている。さらに年代別でみると、天神エリアでは30代は他の年代に比べて「通勤・通学」50代は「会合・知人との面会など」「通勤以外の商用」の割合が高くなっており、またJR博多駅周辺では、20代は他の年代に比べて「ウィンドウショッピング」40代は「イベント・展示会」50代は「通勤以外の商用」の割合が高い結果となった。

 

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両エリア共に女性は男性に比べて「おしゃれな」「楽しい」イメージが強く、他の年代に比べ、天神エリアでは30代は「おしゃれな」40代は「賑わいがある」「若者向けの」「好きな」の割合が高く、またJR博多駅周辺では40代は「賑わいがある」50代は「便利な」「発見や刺激がある」の割合が高い。

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両エリア共に女性が男性よりも「情報をよく見聞きする」「そこにしかないものがある」「興味のある催し物やイベントがある」の割合が高い。街の魅力について聞いた項目の多くでは、JR博多駅周辺に比べて天神エリアの割合が高い結果となっている。又年代別では40代、50代はどの年代よりも「施設や通りの場所がわかりやすい」が魅力的だと感じている傾向にある。

 

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2011年には日本国内の駅ビルで最大の規模の「JR博多シティ」がオープンし、天神地区も新館パルコがオープンするなど両エリア共にめまぐるしい成長が見られるが天神エリアの方が「おしゃれな」「若者向けの」「親しみのある」イメージが強く、魅力だと感じる割合が高い結果となった。

 


(報告:QBC記者研修生・知子)

 

 

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