元気せつなくも笑えるQBC小説・夜叉嫁戦記vol.17
皆さんこんにちは清貞です。 そういった方々の陰ながらのお力添えがあるからこそ、良い休日を過ごせる人たちがいます。 最近はなんでも当たり前で考える人が多いようですが、そういう方々の事をしっかり理解し、行動していきましょう。
このごろ、やっと経済的に安定してきたので、子供が欲しいと考え、信恵に伝えようと思いました。
以前、信恵に話した時は「女の子2人、もしくは3人欲しい」と言っていたので、子供作りにはすぐに賛成してくれると思っていました。
私は信恵に、「もうそろそろ生活にも余裕が出てきたし、子供を作る準備をしていいんじゃない?」と言いました。 すると、全く興味がないように、「えーまだいらないんじゃない?」と一言。 赤子は天からの授かりものというぐらい、非常に難しい事。。。 赤ちゃんは本当に大切ですよ!本当に大切な命です!重要なことですよ!あ、すいません。つい感情が高まりました(汗)
友人と糟屋町にあるイオンモールへ遊びに行った帰りに、となりの宇美町にある宇美八幡宮に寄りました。 境内に「湯方殿」という社があり、傍に、こぶし大の「子安の石」が奉納されています。
そして無事にお産が終わった後、別の新しい石に生まれた子供の成長を願い、その子の「性別」「名前」等を書き、預かった石と共に新しい石を添えてお返しする習慣があります。
昨年の冬に信恵と結婚した事を思い出して、竈門神社で願いが叶った「水鏡」をふと脳裏に浮かびました。 もしかしたら、、、と思い、私は「湯方殿」に、こうお参りしました。 友人は帰りに 私は「それはさすがにないでしょう!(笑)」と言って、他愛もない会話をしながら、友人と別れて家に帰り着きました。
私は信恵に「どこに遊びに行ってたの?」と聞くと 信恵は「病院」とだけ言いました。
たった1回だけで、、、もしかして別に男がいて浮気!? 翌日、 病院に同行し、検査をしてもらいました。 すると、なんと!間違いなく私たちの赤ちゃんでした。神様ってやっぱりいるんだ! しかし、それと同時に、これから更なる苦難のスタートになるとは思ってもいませんでした。
今週はここまでです。 | |