元気せつなくも笑えるQBC小説・夜叉嫁戦記vol.5
今週も始まりました、清貞です。五月も終わりのほうに近づいて来ました。 この時期から、6月初旬は蛍の季節ですね。 これから夜カップルが増えて、恋愛から、結婚へ… しかし…必ず変わりますよ…男も女も… 良ければ良いですが…私みたいにヤシャ‥いや、まぁ、良い意味で変わるようにお互い努力しましょう。
さて前回よりの続きでしたね。 私は少しでも仕事を成功させたい気持ちで一生懸命で周りが見えていませんでした。
その日の夜、嫁に何と言って家から出ようか考えました。 実際のところ、今回の合コンは仕事の付き合いですから、嘘ではないし、 私も正直渋々付き合うため、非常に重い気分で、嫁に「明日は仕事の付き合いで夜は飲みに行かないといけないので、夕飯は要らないよ」と切り出しました。 すると嫁はその言葉を聞いた瞬間、 「ふーん、仕事の飲み?女性と一緒に合コンじゃなかったっけ?行ってらっしゃい」 私の顔は一瞬に顔が青ざめました。 私は、「え?いや、仕事の人に頼まれてね、仕方なく、、、」 嫁はニヤリと冷たい笑顔をして 「いやいいよ、勝手に行ってくれたらいいよ、私は無理。これ以上は一緒には暮らせない。出て行く。」 と言い出し、洋服ダンスを開けて衣服を取り出しはじめ、カバンを探し出しました。 私は「ちょっと待って、仕事だから仕方ないじゃない、とりあえず落ち着いて話をしよう!」と止めました。 嫁は「うるさい!触るな!」と顔が笑顔から夜叉の形相へ、、、嫁は肌が白いので、まさに白夜叉です。 触れた手をはたかれ、暴れ出しました。
強引に引き止めますが、どこからこんな力が湧き出てくるのか、、、 因みに私はこう見えても柔道、空手と経験してそれなりには体力共にあるほうなのですが… このままでは私を振り払い出て行ってしまう!! 私は必死に嫁を止めながら、どうすべきなのか? ない頭で一生懸命脳みそをフル回転させ、対策を考えていました。
今日はここまでにしましょう。 夫婦の皆様、ご主人を愛する方々は本当に素晴らしいと思いますが、こう言った誤解で嫌いになる事もあり、また、これが離婚の原因にもなります。 しかし、女性の方々も仕事に関して付き合いは大目に見て下さい。 もちろん、女性にだらしない男性もいますが、全員男は女性にだらしない訳ではありません。 女性の方も、同じく厳し過ぎる事と男性にとっては離婚原因になります。 お互いに上手くバランスを考えましょう。 では皆様、続きは次回まで。
|