学ぶカメラのおはなし(その1) ミラーレス一眼が健闘するデジタルカメラ市場!

Posted:2019年10月17日
 

 

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スマートフォンのカメラ機能の向上により、縮小傾向にあるカメラ市場で、ミラーレス(ノンレフレックス)カメラが健闘しています。

カメラ映像機器工業会(CIPA)の発表では、2018年度のデジカメ出荷額は前年度比8%減の約7,291億円。このうちミラーレスは、同23%増の約2,724億円を記録しました。

 

ミラーレスの中でも活況を呈しているのが35ミリメートルフルサイズのイメージセンサーを搭載したミラーレスカメラ。

スマホのカメラを圧倒する高画質と、持ち運びに便利なコンパクトさを武器に、カメラメーカーが次々に「フルサイズミラーレス」市場に参入しています。

2013年からフルサイズミラーレスに取り組んでいるソニーをはじめ、ニコンが2018年9月、キヤノンが同年10月、パナソニックが2019年3月にフルサイズミラーレス機を発売しました。

フルサイズミラーレスカメラは価格も高く、プロのほか、画質へのこだわりが強いハイアマチュア向けで一眼レフからミラーレスへの本格的な移行が期待されています。

 

 

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ここで、一眼レフカメラとミラーレスカメラの違いを説明します。

一眼レフカメラは、被写体をレンズに通して、ミラーで反射(レフ)してファインダーから見ます。

要は、被写体を撮影レンズ(一眼)に通して、反射(レフ)させて見ることから「一眼レフ」と呼ばれるようになりました。

写したいシーンをファインダーで確認して、シャッターを押した瞬間にミラーがパカッと上に開いて、光信号を直接センサーに送り、1枚の写真となります

 

一方、ミラーレスはその名のとおりミラーがありません。

レンズが捉えた被写体を映像に変換し、それを「電子ビューファインダー」や「液晶モニター」に映します。

ミラーレスカメラはミラー機能がない分、カメラがコンパクトになります。

 

画質が同じだとミラーレスの方がいいような気がしますが、プロの世界では「一眼レフ」が主流です。

特に、スポーツシーンなど、瞬間でピントを合わせ、1/1000秒前後のシャッター速度で高画質な写真を撮るなどの場合、レンズの豊富さもあり、一眼レフカメラが使われています。

 

次回は、イメージセンサーのおはなしです。

  
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