学ぶカメラのおはなし(その8) 写真撮影テクニック① レンズの種類!

Posted:2019年11月27日
 

 

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カメラのおはなし(その8)、今回から写真撮影テクニック編です。

まず、写真の出来栄えを左右するレンズについて説明します。

 

レンズの種類を大きく分けると、「ズームレンズ」と「単焦点レンズ」に分類することができます。

また、焦点距離によって、広角レンズ、標準レンズ、望遠レンズに分類できます。

一般的に、50mm付近の画角が、人間の視野に近いことから「標準レンズ」と呼ばれ、それ以下の焦点距離を「広角レンズ」、それ以上の焦点距離を「望遠レンズ」と呼ばれています。

 

ズームレンズには1本で広角から望遠まで撮影できるレンズもあり、普段の撮影はもちろん、旅行などに持っていくときに便利です。

一方の単焦点レンズはズームが使えないため、構図を決めるときには、自分自身が動く必要があります。

単焦点レンズは絞りが大きく開く明るいレンズ(F値が小さいレンズ)が多いため、背景のぼけを生かした撮影や夜間撮影などに適しています。

 

 

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一眼レフやミラーレス一眼など、レンズ交換式のカメラではレンズの焦点距離をmmで表しますが、コンパクトデジカメでは、4倍ズーム、10倍ズームなど、ズーム倍率で表示することが多いです。

コンデジでは、広角端を1倍としてズーム倍率を表示しています。

広角端はカメラごとに異なるため、10倍だから何mmといった絶対値にはなりません。

たとえば広角端が18mm相当なら、その4倍は72mm。広角端が24mm相当なら96mmになります。

ズーム4倍だからと言って、見た目の4倍で写るわけではありません。

コンパクトデジカメを購入するときは、35mm換算でズーム機能を比較しましょう。

 

 

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一眼レフやミラーレス一眼など、レンズ交換式のカメラを購入する際、カメラデビューの方は、カメラ本体とセットになっているズームレンズ付きのものを買って、カメラに慣れてから、別のレンズを購入した方がいいでしょう。

 

一般的に、レンズのF値が小さい方が明るいレンズで、背景ボケも大きくなり、夜間の撮影にも強くなり、値段も高くなります。

 

何を撮りたいか、撮影シーンによって、選ぶべきレンズは異なってきます。

風景写真や近距離での人物撮影:標準レンズ

人物ポートレート:中望遠レンズ

イベントなど広範囲の写真:広角レンズ

花や虫など小さいものの接写:マクロレンズ

暗い場所での撮影:単焦点レンズ

それぞれのシーンに応じて、レンズの特性を生かした撮影を試してみてください。

 

 

▽ キャノンの一眼レフ用ズームレンズの例

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レンズの中には、手ブレ補正機能やオートフォーカス用のモーターなどが組み込まれているものが多く、画像の歪を補正する機能などがあり、レンズの数も10枚以上入っているものもあり、重量も重く、カメラ本体より高額なものも数多くあります。

また、一つのメーカーのレンズは他のメーカーのカメラで使えず、レンズを購入する際は、将来の本体のバージョンアップも考慮することも大事になります。

 

次回からは、基本的な撮影テクニックについて説明します。

 

 

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