学ぶカメラのおはなし(その7) 動画撮影のテクニック③ 2カメ撮影!

Posted:2019年11月19日
 

 

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デジカメの動画撮影のテクニック第3弾、今回は2カメ撮影について説明します。

写真を撮るために買った動画撮影機能付デジカメ、動画を撮るために買ったビデオカメラ。

両方を使って、動画撮影をしてみましょう。

 

2台のカメラを使って1本の動画をつくるには、映像を重ねられる編集ソフトとパソコンが必要ですが、最近では無料編集ソフトも充実しているので試してみてください。

 

子供のお遊戯会、発表会、歌やダンスなど、失敗できない撮影では2台のカメラがあれば安心。

編集によって迫力ある動画をつくることができます。

 

 

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まず機材としては、外付けのガンマイクがあった方がいいです。

動画機能があるデジカメには、もちろん内蔵マイクは付いていますが、撮影現場の音を収集するとき、内蔵マイクは広角に音を収集します。

学芸会などを観客席で撮影するとき。周りの人が歌やダンスにあわせて手拍子や拍手をすると、その音が大きく入ってしまい肝心の「音楽が聴こえない」ということもあります。

こうした事態を避けるために外付けマイクは必須です。

現場音を高音質に収音させるため、会場のスピーカーに向けてガンマイクを使うことをおススメします。

 

もう一つの機材は三脚。

手持ちで2台は撮影できませんので、1台は三脚を使います。

三脚に外付けマイクを付けたデジカメをセットして、ステージ全体が写るように調整します。

スポットライトがあるステージでは、オートにしているとスポットライトが当たった部分が白トビしてしまいますので、露出を絞り気味にマニュアル設定しましょう。

三脚を使って定点で撮影すると、音量、音質も安定した動画を撮ることができます。

 

もう1台のカメラは手持ちで撮影します。

望遠、手ブレ補正の優位性を生かし、こちらはビデオカメラの方がいいでしょう。

写したいシーンを望遠でアップしたり、パンニングしたり、

別のカメラで定点撮影していますので、思い切った撮影ができます。

多少移動して音の大きさが変わっても、もう1台のカメラの音を使いますので音の違和感は生じません。

編集では、定点で撮った映像に手持ちで撮影した映像を重ね合わせて、手持ちカメラの映像をカットして編集します。

 

 

 

 

2カメ撮影の事例を紹介します。

定点広角撮影は一眼レフカメラ、手持ち望遠撮影はビデオカメラの例です。

ぜひ、2カメ撮影に挑戦してみてください。

 

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