福岡市でアジアンレストランで5日、「福岡で学んだ留学生はなぜ福岡に残らないのか？」について、真剣に議論しあうイベントが開かれた。このイベントは、 有限責任事業組合(LLP)福岡都市成長戦略プロジェクトが主催していて、この日は約50人が参加。大学教授などの学識経験者と一般の福岡市民が討論する ことで、福岡の新しい方向性を打ち出そうというものだ。

福岡にいて、将来は日本で就職をしたいと考えている留学生のうち、約4割が地元就職を希望しているという。にもかかわらず、福岡には、全体の3.5％しか留まってくれていないのが現状なのだという。

アジアの玄関口を標榜する福岡に何が足りないのか？イベントには、学識経験者や一般の福岡市民、現役の留学生など、さまざまな顔ぶれが参加し、それぞれの立場から、歯に衣着せぬ、アツイ議論を交わした。

QBC取材班が見たところ、議論に加わらずにおとなしくしている人はほとんどいないようだった。これだけアツイ人たちがたくさんいるのだから、何かムーブ メント的なものが巻き起こるかもしれないと感じだ。このイベントはまだ２回目だが、今後も様々な角度から、福岡の将来について討論し、行政などに提言して いく予定だ。

次回開催は、来年1月13日。テーマは「福岡の商業施設はアジアからの観光客に冷たいのか？」。これを機に、イベントに参加して、日ごろ、ショッピングを して感じていることなどをぶつけてみよう！あなたの提言で、将来の福岡がさらにすばらしいものになるかもしれないのだから。

福岡都市成長戦略プロジェクト
http://www.walktogether-fukuoka.jp

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