学ぶ5分間経営学(その3)思考を引き出す!マインドマップ

Posted:2018年02月09日
 

 

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「5分間で納得!経営学」シリーズ!

創業特区の福岡市。創業を計画している方、創業したばかりの方、ベンチャー企業の経営者の方に少しだけ役に立てれば幸いです。

 

シリーズ第3弾は、「マインドマップ」。

第1弾の「ピラミッド構造」で「Why?(なぜなら)」、「So What?(だから何)」。

第2弾の「ロジックツリー」で「So Why?(それはなぜ?)」、「So How?(どうやって?)」。

論理的なフレームで経営課題を考えてきました。

この2つのフレームを実際に書いてみることで、経営目標に向かう具体的な行動がある程度見えてきたと思います。

 

第3弾の今回は、経営課題に取り組む経営者が、頭の中に描いている思考を最大限に引き出す発想ツールを紹介します。

そのツールは「マインドマップ」。

イギリスの著述家・トニー・ブザン(Tony Buzan)氏によって開発された思考・発想法の一つで、大手企業などにも採用されていて、大きな話題となっています。

 

 

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人間の脳は、頭の中にあるアイディアや思考を視覚化することで、右脳と左脳の両方が活性化され、思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるそうです。

「マインドマップ」は、独自のマインドマップ教室ができるほど、教育現場でも大変注目されています。

 

「マインドマップ」の描き方は、表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていくことです。

ポイントは、全体を絵にして、できるだけカラフルに書くこと。

カラフルな絵にすることで、理解力や発想力、連想力、記憶力、問題解決力など、脳が本来持っている力を最大限にアウトプットすることができます。

 

 

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開発会議などクリエイティブな打ち合わせなどにも「マインドマップ」は威力を発揮します。

ホワイトボードに議事内容を書くとき、「マインドマップ」は、脳内で情報を処理するのに近い形で表現するため、箇条書きにしたり文章にしたりするよりも、メンバーの理解力や発想力、記憶力など最大限に引き出すことができます。

会議が終わって、ボードを写メすれば、そのまま議事録になります。

 

「マインドマップ」のフレームで、「ロジックツリー」を360度に広げて、ロジックだけでなく自由な発想と連想で、自社のキーワードをカラフルな絵に仕上げてみてください。

きっと新しい事業展開や課題解決案が出てくることでしょう。

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