台北駐福岡経済文化弁事処(台湾領事館)が主催する「中華民国106年国慶節祝賀レセプション」が10月6日、 福岡市のホテルオークラ福岡で開催され、政財界などから多くの関係者が集まりました。
戎義俊処長が「中国と台湾との関係がバラ色とは言えないなかでも、 日本と台湾の関係は変わることなく強固なものになっている」とあいさつ、 今秋、日本の牛肉の輸入が台湾で16年ぶりに解禁になったことに言及しました。
福岡県台湾友好議員連盟の加地邦雄顧問は、 「日本人が持つ武士道の精神を台湾でも感じることができる。 日本と台湾のきずなづくりに東奔西走してくれた戎処長には感謝します。」と 戎処長の功績をたたえました。
戎処長は福岡での在任期間が4年半を過ぎ、来年には65歳の定年退職を迎えます。 在任中の自身の功績について、「若者の交流」を挙げ、 台湾を訪問地とする修学旅行を企画した日本の高校の数が、4年半で12校から70校にまで拡大したということです。 戎処長は、「一民間人となってからも、 日本と台湾の友好のために力を尽くしていきたい」と定年後の抱負を語りました。


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