イベント山笠(ヤマ)を知る!vol.③~櫛田神社編~【博多祇園山笠】
今年で775年目となる福岡市の夏の風物詩「博多祇園山笠」 その「飾り山」や、男衆が担ぐ山車「舁き山」を紹介するコーナー、題して「山笠(ヤマ)を知る!」。
3回目は「番外・櫛田神社」を紹介します。
山笠の舞台となる博多総鎮守・櫛田神社の境内に建つ飾り山です。 飾り山笠は、山笠期間が終わると崩されますが、 山笠期間以外でも観光客に綺麗な飾り山笠を観賞してもらおうと建てられている飾り山で、 1年中公開されています。
<番外・櫛田神社 【表】> 【標 題】男毛剃乃心意気 【人形師】亀田均氏 京の商人・小松屋宗七は、下関から博多に向かう毛剃九右衛門の船に乗り合わせ、 彼等の話題に加わることから物語は始まります。 そして、様々な災難が宗七の身に起こりながらも、 最後には毛剃が小女郎の事を想い、対立する宗七を説き伏せ、 宗七を仲間に加える場面を表現しています。
<番外・櫛田神社【見送り】> 【標 題】倭建東征走水譚 【人形師】今井洋之氏 景行天皇の御子である倭建命(やまとたけるのみこと)は、 天皇より「東西の国の荒ぶる神々、また従わない者たちを平定せよ」と命じられました。 倭建命は荒ぶる神、従わない者たちをことごとく平定して、 大和国(奈良県)に帰る途中に自分のために身を犠牲にした妻を思い「ああ、わが妻よ」と嘆きました。 この飾り山笠は倭建命の東征の一場面を表現しています。
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