人間国宝の名作でごはんを食べる美術館！USEUM ARITAユージアムアリタ開催中！！【ＱＢＣ

イベント人間国宝の名作でごはんを食べる美術館！USEUM ARITAユージアムアリタ開催中！！

Posted：2016年08月31日

有田焼創業400年記念イヤーイベントとして2016年8月11日（木）～11月27日（日）の期間、佐賀県立九州陶磁文化館のアプローチデッキに期間限定の使える器の美術館、USEUM ARITAがオープン！

『USEUM ARITA（ユージアムアリタ）』

佐賀県が誇る名陶、人間国宝や三右衛門の作品を使って食事を楽しむことのができる、ちょっと変わった美術館です。

「使う」といく器本来の体験をとおして有田焼を学ぶことができ、佐賀の食材にこだわったメニューを味わうことができます！！

朝御膳・昼御膳は、井上萬二窯セット、弓野窯セット、今右衛門窯セット、柿右衛門窯セット、中里太郎右衛門陶房セットのいずれかでのご提供となります。

器は予約時にはお選び頂くことが出来ませんので、予めご了承ください。

（井上萬二窯）井上萬二氏は、1997年紫綬褒章を受章、1995年に人間国宝に認定。

華やかな絵付けが中心の有田焼の中で、白磁に徹するという独特の制作を続けています。

（弓野窯）中島宏氏は、日本陶磁協会金賞など多数の賞を受賞、2007年に人間国宝に認定。

多種多様な青の色合いに加え、彫りや、表面を引っかくように描く「掻（か）き落とし」の技法を駆使して整えていく形、貫入（かん・にゅう）（釉薬（ゆう・やく）のひび割れ）までも計算し尽くされたかのような作品は、いつしかだれにもまねのできない「中島青磁」と呼ばれるようになっています。

（今右衛門窯）一四代今泉今右衛門氏は、江戸期より350年の「色鍋島」の技術を一子相伝の秘法として一四代まで伝えられ、その卓越した技術は、国の重要無形文化財保持団体の認定（人間国宝）を受けています。

☆各御膳のメインディッシュ　※8/16現在

朝御膳　　いとよりのおろし煮、季節の野菜添え

昼御膳（和風御膳）　くちぞこの煮付、季節の野菜添え

昼御膳（洋風御膳）　佐賀牛ロース肉のグリエ、フィレ肉のポワレ、玉ねぎソース

詳しくはこちらより「お品書き」をご覧ください。

各日提供数を限定していますので、無くなり次第終了となります。

待ち時間無く、快適にお席にご案内させて頂くために事前予約をお勧めです！

普段触ることのできない名陶を使って、優雅で素敵な時間をお楽しみください！！

ARITA EPISODE 2を体感！

海外や国内で取り組んできた有田焼創業400年事業「ARITA EPISODE 2」の成果発表として、開発商品の展示やイベントを開催。

有田焼を生活に取り入れる様々な“USE”のアイデアを提案します。

また、商品開発に至るまでの経緯や、関わった人々、その他多岐に亘るプロジェクトの全容をご紹介しながら、「ARITA EPISODE 2」が紡いできたストーリーをご紹介します。

『特別企画展』

●人間国宝と三右衛門
2016年8月11日（木）～9月25日（日）
佐賀県が誇る人間国宝と歴代三右衛門の代表作を展示します。
出品：　人間国宝／井上萬二氏、中島宏氏、今泉今右衛門氏
　三右衛門／今泉今右衛門氏、酒井田柿右衛門氏、中里太郎右衛門氏

●日本磁器誕生
2016年10月7日（金）～11月27日（日）
有田磁器の革新と発展を軸に日本磁器400年の歩みと美を紹介します。

●日本磁器の源流
2016年12月9日（金）～2017年1月15日（日）
17世紀初頭に誕生した有田磁器が目指し、世界市場のスタンダードで　　あった中国磁器を超えようとした有田焼の源流を紹介します。