ドラッグストアやコンビニなど、日焼け止めを購入する際にみなさんがよく目にするＳＰＦとＰＡ、これらの値は何を示しているのでしょうか？

まずはこの2種類の違いについて。。。

ＳＰＦ(Sun Protection Factor)
こちらは紫外線Ｂ波（ UVB ）をカットしてくれる時間を何倍に伸ばせるか示す数値です。(紫外線Ｂ派…シミ・ソバカス・皮膚ガンの原因に)紫外線を浴び始めてから日焼けが始まるでには個人差がありますが、だいたい平均すると20分程度と言われています。 よく日焼け止めのパッケージにあるＳＰＦ10を例にすると20分×10＝200分つまり約3時間20分日焼けが始まるまでの時間を遅らせることができます。

ＰＡ(Protection Grade of UVA)
こちらは紫外線Ａ派の防止する効果を表しています。(紫外線Ａ派…皮膚を黒くする、しわやたるみの原因に)＋の数で紫外線Ａ派に対する効果を表しています。ＰＡ＋、ＰＡ＋＋、ＰＡ＋＋＋、ＰＡ＋＋＋＋、のような表記で日常的なお買い物程度であればＰＡ＋＋が適した強さです。

また多くの日焼け止めに含まれている紫外線吸収剤、紫外線散乱剤は肌荒れや乾燥の要因にもなるのでＳＰＦの数値は高ければ高いほど良いというわけでもありません。

ＳＰＦとＰＡの違いは分かっていただけましたか！？
紫外線対策はしっかりしたいですが、お肌への負担も考えて日焼け止めも使い分けたいですね。屋外にいる時間は長くないのに日差しが強いからとＳＰＦ50の日焼け止めを毎日使っている方いませんか？ちょっとお出かけや通勤程度ならＳＰＦ20で十分です。日傘や帽子なども活用しながら日焼け止めは上手に使い分けましょう。こまめに塗り直しができるスプレータイプもいいかもしれませんね。