平成２６年２月２１日（金）～２月２８日（金）を調査期間とし、

福岡県在住の２０歳以上の男女を対象に「福岡県居住者の九州新幹線の利用に関する調査」が行われました。（ジーコム調べ）

①   ２０１１年３月に九州新幹線が全線開通して３年が経過しましたが

全線開通後に九州新幹線を「利用した」割合は32.4％で、

開通１０ヶ月後の２０１１年１２月と比べると、１０ポイント増加している結果となりました。

②   また主な利用目的は「観光」が約５割で、女性や６０代以上で割合が高い結果となりました。

九州新幹線の利用経験層に前回利用時の主な目的を尋ねたところ、「観光」が51.9％と最も高く、

次いで「仕事」27.2％、「帰省」10.5%の順となっています。

過去調査と比べると、「仕事」は7.6ポイント減少しています。

性別では、男性は「仕事」、女性は「観光」の割合が高いという結果になっています。

③   九州新幹線の満足度は、「車内の居心地」「スピード」の満足度は９割程度と高いのですが、「運賃」の満足度は低く、いずれの項目も４０代・５０代で満足度が高い結果となりました。

利用経験者に利用満足度（「満足」＋「やや満足」）を尋ねたところ、「運賃」は30.2％、「スピード」は87.7％、「車内の居心地」は90.1％、「運転本数」は68.5%でした。「運賃」については、満足土よりも不満度（42.0％）の方が上回っています。

観光で新幹線を利用する人数が増えており、利用した方は高い割合で「車内の居心地」と「スピード」には満足しているという結果であった反面、「運賃」に関してはまだまだ２０代の若者に関しては満足度が低いという統計がでました。

私自身も新幹線がもう少し安ければ・・・と思うことも多々あるので、

「若トク早得きっぷ」のようなお得なキャンペーンを行うと、より若者の利用率が増えるのではないかと考えました。

【上原あゆみ】