昨年から改修工事のため休館していた佐賀県立美術館が、いよいよ7月2日（木）にリニューアル・オープンします。

改修総工費はおよそ6億3千万円。

開館から31年が経過し、老朽化していた施設・設備もシンプルで機能的になりました。

そして目玉はなんといっても、新設された岡田三郎助の常設展「OKADA-ROOM」です！

岡田三郎助とは？

日本の近代洋画界をリードした佐賀県出身の画家。

「美人画の岡田」「裸婦の岡田」といわれ、女性画の美しさに定評がある。

（ちなみに、サザンオールスターズが今年3月に発表したアルバム『葡萄』のジャケットは、桑田圭祐氏が神奈川の美術館で岡田三郎助の作品を見て感激し、オマージュして作ったものだそう！）

　佐賀県立美術館所蔵≪裸婦≫　

OKADA-ROOMのメインテーマは『岡田三郎助と近代洋画の佐賀』。

館蔵の作品・遺品を通して、その画業や功績について深く紹介しています。

また、岡田氏と関連のある画家で、佐賀出身の百武兼行・久米桂一郎などの作品も参考展示されますよ。

また、この美術館リニューアル・オープンを記念して、佐賀出身のデザイナー・吉岡徳仁（よしおか・とくじん）さんの個展も開かれます。

世界に最も影響を与えるデザイナーのひとりとして高く評価されている吉岡さん、九州初の個展です。

200万本を超えるストローを使ったインスタレーション『TORNEDO（トルネード）』はまさに圧巻！

この夏はぜひ、新しく生まれ変わった佐賀県立美術館に足を運んでみてくださいね。

佐賀県立博物館・美術館

佐賀県佐賀市城内1-15-23

開館時間：9：30～18：00

休館日：毎週月曜日（月曜が祝日の場合、翌日火曜）

お問い合わせ：0952-24-3947

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※『吉岡徳仁展―トルネード』は8月2日（日）まで