～＃５　糸島で豊かに育て！子どもたち！～

　糸島市の小学校では、通常の授業以外に、地元の自然や地域住民との触れ合いに重点を置いた課外授業を行っています。

　ある小学校では、地元の公民館のお年寄りを先生として招き、隣接する畑で芋苗を植えます。教えてくれるお年寄りも、教えてもらう子どもたちもみんな笑顔で和気あいあい。お昼は小学校で一緒に給食を食べ、秋には収穫を迎えるこの授業は、子どもたちと触れ合えるお年寄りにとっても大好評だそうです。また、お年寄りから地元の話を聞いたりして、子供たちは自分の生まれ育つ地域に愛着を深めます。

　また、ある海辺の小学校では、夏の解禁日の１日だけウニ漁を行います。これも、地元の海の特産物であるウニを、自分たちの手で採ることにより地元を理解しようとする授業の一環です。

　中には、父の跡を継いで漁師になり、地元を元気にしたいと言う子もいて、この課外授業の成果なのかもしれません。

（情報は2014年6月現在）