イベント住宅にあらゆる備えがあれば、憂いなし!「住まいの耐震博覧会」が開催
福岡市博多区のマリンメッセ福岡で21日(土)と22日(日)、地震に強い住まいの総合展示会「住まいの耐震博覧会」が開催されています。
「木造住宅の耐震化」の推進の一環として、2002年から5つの主要都市で行われていて、福岡は今年で10回目の開催です。住宅設備メーカーや工務店などおよそ130社が出展し、住まいに関するあらゆる商品やサービスが展示・販売されています。
会場には、耐震・木材・エネルギーなど、計7つのゾーンが設けられています。ナイス株式会社の耐震ブースでは、住宅の所有者、居住者が簡単に扱える 「誰でもできるわが家の耐震診断」を実施。それぞれ骨組みが異なる住宅模型の揺れ方を比較しながら、当時と現在の耐震基準の違いが説明されました。そして、住宅の問題箇所・具体的な改善工法だけでなく、さまざまな相談コーナーが用意され、来場者の住まいに対する疑問にはすべて対応が可能だということです。
また、木材ブースの「宮崎県産材ブース」では、シロアリに強い地元の飫肥杉の建材はもちろん、飫肥杉でつくったランプシェードやバッグなど、ユニークな商材が並んでいました。そして、メーカーゾーンに並ぶYKK AP株式会社では、スマートコントロールキーが搭載された上質な断熱玄関ドア「スマートドア ヴェナート」、断熱性・気密性に優れたエコ内窓「プラマードU」の紹介が行われました。
主催者のナイス株式会社広報室課長の宮川敦さんは「九州の人たちは、住宅への関心が非常に高い。だからこそ、博覧会に足を運んで、ぜひ耐震化への見解を深めてほしい」と話しています。開催は22日(日)10:00~14:00まで。入場無料です。
【取材:安東真矢】 〈住まいの耐震博覧会〉 |