なかなか着る機会がないままに、タンスの奥にしまいこんでいる大切な着物などを使い地機（じばた）でひとつひとつ織り上げ、新しい形でその衣類をよみがえらせてくれる。
それを自分の手で織っていこうと提唱しているのが、裂工房（きれこうぼう）代表の寒河江信子さんだ。

裂織り（さきおり）とは横糸に細く裂いた裂布を使った織物。
糸と裂布との織りなしていく仕上がりは、意外な表情をみせてくれる。

主催する裂工房（きれこうぼう）では、販売だけでなく裂織り （さきおり） の教室も行っている。

今回の展示会のテーマは「衣」。どんざやジャケット、ベストなどをメインに、小物入れやタペストリーなど 約230点の裂織りした作品を、13名の裂工房のスタッフが手がけている。

地機（じばた）は、使いやすいように台座の高さを調節して利用するなど、裂工房（きれこうぼう）ならではの工夫したものとなっている。
その地機（じばた）を使った地機（じばた）織り体験が無料でできる。

【期間】
2013年9月9日（月）〜9月15日（日）
10:00 〜 18:00 （初日12:00から最終日16:00まで）
【実演】　地機織り実演


【体験】　地機織り体験（無料）随時受付
 ポーチ作り体験（2,000円）受付10：00〜13：00 ※各日先着5名

アクロス福岡　匠ギャラリー
http://www.acros.or.jp/r_event/event_detail.php?event_id=5782