アジア<QBCアジア支局だより>福岡で堪能できる絶品アジアンテイスト!「台湾グルメ編」
旬のアジア情報をお伝えする<QBCアジア支局だより>。今回は、台湾通の支局記者もうならせる福岡の台湾料理を提供するお店を2店をご紹介!
①宝島(福岡市西区姪浜)
豊かな食感で客を魅了する福岡市西区の名店。あっさり、しかし、コクのある深い味わいのタンツー麺。 タンツー麺を一口食べれば、あっさりとしながらもコクがある深い味わいに心打たれるだろう。肉味噌とエビの香りが上品なスープ、風味豊かな麺、歯ごたえ最高の肉団子・・・。台湾では台南のタンツー麺が有名だが、台湾本家を凌駕していると言っても過言ではない。 台中県出身のオーナーシェフは「台湾の味を存分に楽しんで欲しい」と食材にこだわる。ちまきは、豚肉に、しいたけ、うずら卵、干し椎茸のみじん切りなどを盛り込んだ一品。ピーナッツのカリカリした食感も面白く、食べ始めると止まらない。台湾の「おふくろの味」を再現、手作りならではの旨さがある。「台湾まで行く時間がない人でも台湾料理を楽しんでいただければ」と語るシェフ。大根餅も、店の人気メニューの一つ。こんがりと焼けた外側に、ざっくりとした内側の食感。開店12年目を迎える店は、様々な食感で客を魅了している。
住所/福岡県福岡市西区姪浜駅南1丁目7-20 主なメニュー/新竹焼きビーフン、宝島炒麺、タンツー麺、台湾ちまき
②百膳工房(福岡市中央区大名) 台湾の味をそのまま再現した香腸は人気の一品。豪快かつ繊細な料理に舌鼓! 福岡市の繁華街、大名に位置する。テーブル席とカウンターが用意され、オシャレな雰囲気に包まれている店内。切り盛りするのは、嘉義、桃園出身という台湾人夫婦だ。「自家製台湾腸詰め(香腸)」は豚肉の旨味、甘みが存分に味わえる。店主の蔡さんは「台湾の香腸と全く変わらない味付けで、福岡に住む台湾人の間でも人気ですよ!」と語る。台湾で菜脯煎蛋と呼ばれる家庭料理「干し大根卵炒め」は、卵のジューシーさと大根のシャキシャキ感が絶妙にマッチ。塩分は控えめ。辛い味付けが好みの人のために、台湾岡山産の唐辛子(辣椒)が用意されている。海鮮の風味をギュッと濃縮した「しじみの醤油漬け」や、鶏、豚、魚介類、野菜からスープをとった麻辣火鍋も人気。台湾料理独特の豪快さと繊細さを再現している。
住所/福岡県福岡市中央区大名2-10-1 シャンポール大名A111 主なメニュー/自家製台湾腸詰め(香腸)、干し大根卵炒め、麻辣火鍋
(取材:アジア支局・対馬太郎)
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