イベントアジアの絵画を通して、今の芸術文化を体感―福岡アジア美術館イベント情報
アジアの近現代の美術作品を数多く収集し、福岡県民に「芸術の今」を発信し続ける福岡アジア美術館。 今回は、今週7月4日(木)から開催される展示会「ベトナム・うるわし・なつかし」と「夏休み★あじび(福岡アジア美術館)パレット―あか、あお、きいろってどんな色?」を紹介します。
「ベトナム・うるわし・なつかし」 期間:2013年7月4日(木)~10月01日(火)まで ベトナム各地で制作された民衆版画など、ベトナムの郷愁漂う絵画が約三十点展示されます。 ベトナム戦争後、フランスの植民地だったベトナム。また、ヨーロッパ文化という、当時のベトナムにはなかった、新しい発想が浸透しました。そして現在ある、ベトナム独特の芸術スタイルが生み出されました。 会場には、人、そして自然の風景などの絵画が並んでいます。落ち着いた色彩の中にも温もりが感じられる作品や、お洒落でいて都会的な、デザインセンスが光るものが目を引きます。また漆絵や絹絵が持つ、素材の持つ深みや繊細さなどの表現力を実際に体感することができます。
右:ト・ゴク・ヴァン「美人画をみる女性」1938年(福岡アジア美術館所蔵) 左:グエン・カン「ホーおじさん、村へ行く」1958年(福岡アジア美術館所蔵)
「夏休み★あじびパレット―あか、あお、きいろってどんな色?」 期間:2013年7月4日(木)~10月15日(火) 子供たちにも親しみやすい「色」をテーマにした、夏休み向けて企画された展示会です。 「色」と、ひとくちに言っても、絵の具の種類や使われ方によって、大きな違いがあります。また歴史や文化によっても、色の持つ表現・意味も変わってきます。 会場には、あか、あお、きいろなどを基調とした作品が展示されています。また、それぞれの色ごとに分けて並べているため、絵画を見比べることができます。その中で、観覧者に同じ色でもの違いがあること、いろんな描き方があることを知ってもらいます。 子供たちに、新しい「色」との出会いを創造できるイベントになっています。
右:ロベルト・フェレオ(フィリピン)「ナーダの求婚者たち」1987年(福岡アジア美術館所蔵) 左:シャグダルジャヴィン・チメドルシ(モンゴル)「朝」2000年(福岡アジア美術館所蔵)
福岡アジア美術館 http://faam.city.fukuoka.lg.jp/home.html
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