糸島へ行こう!【動画】<糸島へ行こう!>二見ヶ浦・夫婦岩の「大注連縄掛祭(おおしめなわかけまつり)」
4月29日に糸島市志摩桜井の二見ヶ浦で「大注連縄掛祭」が行われました。 大注連縄掛祭は、二見ヶ浦にある『夫婦岩』の男岩と女岩を結ぶ全長30m、重量約1トンにもなるしめ縄を年に1度、4月下旬から5月上旬にかけての大潮の日に掛け替えるという祭事です。
この重量1トンにもなる大注連縄の間には、商売繁盛、家内安全、健康長寿など様々な願い事が書き込まれた祈願書を挟み込み、大注連縄の掛け替え当日の早朝から、桜井神社の広庭で氏子さんの手によって作られています。 ようやく完成した大注連縄は、トラックに乗せられ二見ヶ浦まで運ばれます。海岸での神事の後、大潮になる時間に合わせて夫婦岩に架け替えられます。
はしごを使って岩の上に大注連縄を運び、片方の岩へ渡していく氏子さん達の姿。 一方で、海岸にいる見物客の「頑張れ!」と声をかけたり、固唾を呑んで見守ったりする様は、その場にいる人全員が一体となっているような光景でした。 このたくさんの人々の願いが込められた大注連縄は、これから1年間糸島に訪れる皆さんを迎えてくれます。 夏至の頃の夫婦岩の間に沈む夕陽の景観はまた格別です。
是非沢山の人に足を運んでみて欲しいものです。
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