元気春から秋にかけて活発化。マダニによる感染症に注意!
2013年に国内で海外渡航歴のない人が重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome:SFTS)に羅漢していたことが初めて報告されて以降、西日本からの報告が相次いでいます。 SFTSとはマダニから咬まれて6日~2週間程度の潜伏期間の後、38度程度以上の発熱や消火器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)などの症状が出て、重症化すると死亡することもあります。 SFTSの主な感染原因はウイルスを保有しているマダニに咬まれること。マダニの活動は春から秋にかけて活発になる上、肌の露出が増えるこの時期は特に注意が必要です。 草むらや藪など、マダニが生息する場所に入る場合は長袖、長ズボンや足を完全に覆う靴を着用するなど感染予防に努めましょう。
◎マダニとは? ・マダニ類は、比較的大型(吸血前で3ミリメートルから4ミリメートル)のダニで硬い外皮に覆われており、吸血すると10ミリメートルから15ミリメ ートルになる ・日本でも全国的に分布しており、主に森林や草地等の屋外に生息 |