今年も紅葉のシーズンが到来！
第4弾は熊本編。
熊本城や人吉城跡など、シンボルマークとなっている紅葉が登場です。

熊本城(熊本市)
日本三名城のひとつといわれ、国の特別史跡に指定されている熊本城は、別名銀杏城とも呼ばれている。天守閣前の大イチョウの紅葉はとても美しい。また二の丸公園にもイチョウが植えられている。

 
例年の色づき始め/11月上旬
例年の見頃/11月中旬
紅葉する種類/イチョウ、ケヤキ、モミジ

住所/熊本県熊本市中央区本丸1-1
アクセス/JR熊本駅から市電約10分「花畑町」下車徒歩約10分
駐車場/有料
問合せ先/096-352-5900(熊本城総合事務所)

人吉城跡周辺・球磨川沿岸(人吉市)
人吉城跡周辺には雑木が多く、特にハゼやカエデの調和が美しい。
球磨川では、舟の中から移り変わる景色と紅葉を見ながらの川下りが楽しめる。

例年の色づき始め/10月中旬
例年の見頃/11月中旬～11月中旬
紅葉する種類/ハゼ、カエデ、ドウダンツツジ

住所/熊本県人吉市
アクセス/JR人吉駅から徒歩約20分
駐車場/無料
問合せ先/0966-22-2411(人吉市観光案内所)

菊池渓谷(菊池市)
手つかずの自然から、「渓谷美の極地」と称され、名水100選にも選定されている菊池水源を抱く菊池渓谷。阿蘇外輪山からの伏流水がさまざまな渓谷の表情を作り出し、深紅が引き立つ紅葉の名所。

例年の色づき始め/10月下旬
例年の見頃/11月上旬～11月中旬
紅葉する種類/モミジ、カエデ、ケヤキ、シラキ

住所/熊本県菊池市原
アクセス/九州道植木ICから約50分
駐車場/有料
問合せ先/0968-25-7223(菊池市　商工観光課)

蘇陽峡(上益城郡山都町)
約200mの高さに切り立つ絶壁が約10kmにも渡って続く、珍しいU字形の緑深い渓谷。谷底をぬうように流れる五ヶ瀬川と「九州のグランドキャニオン」と呼ばれる渓谷は絶景。

例年の色づき始め/10月下旬
例年の見頃/11月中旬
紅葉する種類/イロハカエデ、ヤマモミジ、オオモミジ、イタヤカエデ、ドウダンツツジなど

住所/熊本県山都町長崎
アクセス/九州道御船ICから約2時間
駐車場/無料
紅葉祭り/蘇陽峡もみじ祭(11月中旬)
問合せ先/0967-83-1111(山都町蘇陽総合支所産業振興課)

【今週の小ネタ】

■紅葉するのは「竜田姫」の仕業！？

紅葉は寒いところから始まるため、北から南へ、山の上から下へと進みます。
昔の人はこの現象を、奈良県の竜田山に住む「竜田姫」の仕業と考えていたようです。

竜田姫は秋を司る女神で、竜田姫が着る着物の袖を振って樹木を染めていくと信じていました。
そのため、「竜田姫」は秋の季語として俳句に使われたり、秋に売られる和菓子の名前になるなど、

この時季になると今なお様々なシーンで登場します。