糸島市深江地区で毎年7月の第一日曜日開催されている「深江川祭り」が7月5日(日)に開催されます。
江戸時代から続き、子どもたちの水難除けや健やかな成長を願う安全祈願祭で、子どもたちは前日から地元の公民館に泊まり、神事で使う大竹の切り出しや短冊、お守り作りなど準備を行います。
当日の早朝、八大龍王川之神(はったいりゅうおうかわのかみ)と書いた紙を竹に結び付けていき、砂を固めて祭壇を作り四方に竹を立てていきます。 そして、お祓い後に祭壇はすぐに取り壊し竹を海に倒し流します。
この行事で一年間の無事を川の神、竜王に願い、祭りが終わるまでは、海で泳がないという約束ごとがあります。深江地区の子供たちはこうした風習を今も守り続けています。 |