福岡県糸島市にある自然豊かな観光スポット「白糸の滝」。

滝周辺ではヤマメ釣りや流しそうめんなども楽しめることから、これからの季節はたくさんの観光客でにぎわいます。

そんな「白糸の滝」に、水が落ちる力を利用した「小水力発電所」が誕生したのをご存知ですか？

白糸の滝にある「小水力発電所」は、再生可能エネルギーを活かし白糸地区の地域づくりを応援するため、糸島市・九州大学・地域の企業が協力して施設づくりに取り組み、今年の4月から稼働をはじめました。

「小水力発電」とは、水が上から下に落ちていく力で水車を回し、さらにその力で発電機を回して電気を起こす仕組みで、白糸の発電所では最大15キロワットの発電が可能となっています。

作った電気は白糸の滝にあるレストランの電気に使用し、余剰分は売電、その利益で発電所の管理をおこなう人員を雇い、地域雇用への貢献を目指します。

将来は、地域全体の電力も賄えるよう、さらなる発展に向けた計画もあるそうですよ。

地域のエネルギーで地域の活性化！今後も白糸の滝の水力発電に注目です。