抜群に美しい北斎、ボストンから来日。

想像をはるかに超えた圧巻の色彩美140点！

葛飾北斎(1760-1849)は、江戸時代後期に画壇へと登場してから90歳で没するまで、

常に新しい表現に挑み続けた不撓不屈の画人です。

そのテーマは役者絵、美人画、花鳥画、風景画など、多岐にわたり、

また浮世絵版画のみならず、版本や肉筆画でも優れた作品を残しました。

それらは後にヨーロッパの画家たちに大きな影響を与えたこともよく知られています。

本展覧会では、世界屈指の日本美術コレクションで知られるアメリカ・ボストン美術館の作品群から、

北斎の傑作の数々を紹介いたします。

北斎とボストン美術館との縁は古く、

1892年から93年にかけて世界で初めて北斎展を開いたのはボストン美術館でした。

それから120年の時を経て、「冨嶽三十六景」をはじめとする著名なシリーズや、

世界で唯一ボストン美術館にのみ所蔵が確認される貴重な作品など、

抜群の保存状態を誇る同館コレクションから約140点を厳選し、「北斎」の魅力に迫ります。

想像をはるかに超えた圧巻の色彩美、門外不出のコレクションが日本に初の里帰り。

是非この貴重な機会を見逃すことなく、北九州市立美術館文館を訪れてはいかがでしょうか。

◇ボストン美術館 浮世絵名品展　北斎◇

日程■２０１４年７月１２日（土）～８月３１日（日）

開館時間■１０：００～１８：００（入館は１７：３０まで）

場所■北九州市立美術館分室

観覧料■一般：１３００円（１１００円）、高大生：８００円（６００円）、小中生６００円（４００円）

※（）内は前売りおよび20名以上の団体料金。

http://ukiyoe.exhn.jp/