2017年9月26日(火)、長崎県松浦市の松浦市生涯学習センターきらきら21で、松浦市の食材を使って福岡を代表するシェフが腕をふるう「福岡×松浦 食の産地観光交流会」が開催されました。

「福岡×松浦 食の産地観光交流会」は、福岡を拠点に食文化の向上や食を通じた社会貢献を目指して設立されたNPO法人　博多ミラベル21に所属するシェフが松浦市の食材を使って料理を披露するというもの。

2017年6月に初回を行い、今回は2回目の開催です。

家庭でも簡単に作れるようにアレンジされた本格イタリアン・フレンチのレシピを紹介するとあって、地元の生産者や加工業者等、約30名の関係者が集まりました。

当日は博多ミラベル21に所属するシェフ5名が参加し、それぞれ松浦市特産の車海老・ハーブ鯖・イノシシ・トラフグ・ちりめんの中から1品を使用して料理。

車海老のサラダやサバのサンドイッチ、イノシシ肉の煮込みなど、普段とは一味違った料理が出来上がり、参加者は「食べ慣れてしまって食べきれなかったけど、いつもと違う料理になるとペロリと食べられました」「松浦の食材とイタリアン・フレンチというのが意外な組み合わせで興味深かったです」と話し、シェフが話す調理法を真剣なまなざしで学んでいました。

一方、シェフからも「生産者との触れ合いはすごく大事なことで、どうやってその食材が手元に届くのか、それ次第でまた調理法も変わってくると思います」「生産者の声を実際に聞くことでよりいっそう“もっと美味しくなるように努力しよう”という気持ちが生まれました」という声が上がり、生産者とシェフがお互いに向上できる機会となったようです。

長崎県松浦市の橋口忠美副市長は「こういうイベントを何回も続けてやっていきたい」と、今後のさらなる交流に期待を寄せていました

「松浦の恋」(松浦市観光情報)

http://matsuura-guide.com

NPO法人 博多ミラベル21

https://www.npohm21.com/