買うコロナ禍でもタバコは値上げ!文句の出ない増税は粛々と!10月1日より

Posted:2021年09月28日
 

 

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2018年の税制改定の伴い、段階的に増税されきたタバコが2021年10月1日より4年連続で値上げされます。

紙巻たばこは主に1箱30~40円、加熱式たばこは、1箱あたり30円の値上げとなります。

 

たとえば、主要銘柄のメビウスは540円から580円に値上げ。

一箱吸うと358円が税金として納められることになり、単純計算すると実に20本中12本がたばこ税ということになります。

1日1箱吸う人は、年間でおよそ13万円の税金を納めることになります。

 

紙巻たばこの販売数量は、平成8年度の3,483億本をピークに年々減少し、現在はピーク時の1/3程度になっています。

しかしながら、度重なる増税で、たばこ税等の税収の合計は、概ね2兆円程度で推移していて、地方公共団体にとっては重要な安定した収入財源となっています。

 

コロナ禍のこの時期、酒税などを増税しようものなら大騒ぎとなりますが、たばこ増税は静かなものです。

マスコミも取り上げません。

厚生労働省「最新たばこ情報」によれば、習慣的に喫煙している人は、16.7%(男性 27.1%、女性 7.6%)。

値上げで困るのは国民の2割弱。業界団体もJTと外国企業だけですので文句も出ません。

 

たばこ税は、コロナ対策、災害対策、旧国鉄の債務弁済など、いろいろな分野に使われています。

 

 

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