今年で 30回目を迎えた「アジアフォーカス・福岡国際映画祭 2020」は24日に閉幕しました。

新型コロナウィルス感染症の影響により、マスクの着用及び消毒、座席の間引き等を行い、例年とは異なるスタイルでの開催となりました。

ゲスト招聘はなく、シンポジウム等を行わない上映のみのプログラムとなりましたが、映画祭初の試みとなる「ドライブインシアター」が、抽選で選ばれた車50台を招待して行われました。

会場となったマリンメッセ福岡第2駐車場には、空気を入れるとポップアップして、どこにでも簡単に巨大スクリーンができるドイツ製の「AIRSCREEN（エアスクリーン）」が設置され、福岡のゲーム会社レベルファイブの人気RPGシリーズを映画化した「二ノ国」が上映されました。

公式招待作品全12作品の中から上映時に行なわれた観客投票の結果、「福岡観客賞」には香港映画「犯罪現場」、次点の「熊本市賞」にはバングラデシュ・ドイツ合作の「土曜の午後に」が選ばれました。

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