QBCpickupマックでも客席数1/2に「新しい生活様式」に沿った「新しい営業様式」へ
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全国で緊急事態宣言が解除され、マクドナルドでは全国の店舗で店内飲食を再開しました。 北九州市で見られるような「第2波」への警戒は続いていて、3密を避けた「新しい生活様式」の定着が叫ばれています。 「新しい生活様式」では、あえて「外食しよう」という機会は減っていくことに加えて、ソーシャルディスタンスを維持しようとすれば、多くの飲食店舗で客席は1/2以下となってしまいます。
現に、再開されたマクドナルドでも客席は1/2で満席となっています。 これまで、飲食店の売上は、「客数×客単価」の公式で求められ、客数は客席が1日で何回転するかによって決まっていました。 そのため、ビュッフェスタイルの食べ放題や大皿料理など、料理の特色を生かし、多くの店でコスト削減と客席回転増加策が経営戦略の中心でした。 これからは「新しい生活様式」のもと、かつての満席が1/2程度で満席とならざるを得ないため、飲食店では「店内戦略から店外戦略」の要素を加えた店舗運営が必要になってきています。
具体的には、①店内の抗菌対策、②営業時間の見直し、③従業員教育の見直しなど、店内の安全対策を実施したうえで、④メニューの再検討、⑤ソーシャルディスタンスの確保のための改装、⑥テイクアウト需要の喚起などの対策が必要となります。 これらのアフターコロナ対策を、政府の補助金や交付金、緊急融資を使って積極果敢に実施する「新しい生活様式」に沿った「新しい営業様式」への模索が続いています。 | |
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