イベント商売繁盛!えびす様のクリスマス!十日恵比須神社の「正月大祭」 1/8~1/11まで4日間の開催!裏参りも話題に・・
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2020年1月8日(水)から1月11日(土)までの4日間、福岡市博多区・十日恵比須神社で「正月大祭」が開催されます。
1月10日がえびす神の誕生日であるという神話から、全国のえびす神社でお祭りが行われます。 十日恵比須神社の正月大祭は、8日「初えびす」、9日「宵えびす」、10日「正大祭」、11日「残りえびす」と続き、期間中の参拝者はおよそ100万人と言われています。
十日恵比須神社の起源は、天正19年(1591年)、博多商人・武内五右衛門が、初詣の帰りに、浜辺で2体のえびす像を発見し、社殿を建てて祀ったところ、商売が繁盛したという故事によります。 十日恵比須神社には、商売繁盛の神・えびす様こと「事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)」と、出雲大社より分霊を受けた、縁結びの神・大黒様こと「大國主大神(おおくにぬしおおかみ)」の二柱一組で祀られています。
正月大祭の期間中、空くじなしの福引が大人気。 福笹(ふくざさ)とともに、福寄せ(くま手)や福起こし(ダルマ)、福俵などの縁起物などが当たり、ピーク時には1時間以上も待つ行列ができるほどです。
十日恵比須神社には、知る人ぞ知る「裏参り(裏詣)」というものがあります。 「本殿」のうしろに回ると、えびす様と大黒様の小さな石像があり、神社のホームページにも掲載されていない参拝の方法です。 えびす様は、「目や耳が不自由な神さま」という逸話があり、「本殿のうしろにまわって、伝わりやすいように直接祈りをささげる」と願いが叶うそうです。 このことが口コミで広がり、最近では裏参り(裏詣)だけで済ませる人も増えています。
えびす様にはもうひとつ逸話があります。 えびす様は、夜な夜な出かけて対岸の溝杭姫の家に通っていて、人々に知られないように一番鶏が鳴いたら自分の家に戻っていました。 ある日、一番鶏が早く鳴きすぎて、真夜中に慌てて戻るときに船を漕ぐ櫂を海に落としてしまいました。 仕方ないので足で漕いでいたいたときにサメに襲われ、片足に大けがを負ってしまいました。 えびす様の像が片足を曲げて座っているのは、このけがが原因だそうです。 そのため、えびす様が鶏を嫌ったことから、いまでも「十日恵比須の日は、鶏肉を食べない」という地方もあるそうです。
<十日恵比須神社「正月大祭」> 開催日:2020年1月8日(水)~ 1月11日(土) 開催場所:十日恵比須神社 (福岡市博多区東公園7-1) | |
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