食べるちょうどE級グルメ!いつまでつづく?ビッグバンちゃんぽん
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福岡市・天神では、「天神ビッグバン」がスタート! 2024年までにおよそ30棟の民間ビル建て替えを促す都心再開発「天神ビッグバン」が始動しました。
この市の再開発プロジェクト「天神ビッグバン」の第1号物件、19階建ての大型複合ビル「天神ビジネスセンター(仮称)」は、2021年9月の完成を目指して今年初めに着工しました。 このビッグバン1号物件に隣接するレトロな店舗が「北京料理 新生飯店」。 もつ鍋専門店「楽天地天神本店」と入り口が同じシェア店舗です。 昼は1Fで中華の新生飯店が営業、夜は2Fでもつ鍋の楽天地が営業するという「リレー営業」方式で、40年間続いているそうです。
1F新生飯店の名物が「ちゃんぽん(580円)」。 野菜たっぷり!古き良き時代のなつかしい味で、来店客は後を絶ちません。
この「ちゃんぽん」と「もつ鍋」にひとつの伝説があります。 1Fと2Fの「リレー営業」がスタートした頃、2Fの楽天地がもつ鍋のシメに1Fからちゃんぽん麺を拝借し、お客に提供したところ、「おいしい」と大人気となりました。 ここから「もつ鍋のシメは、ちゃんぽん!」が広まっていったそうです。
ビッグバンの計画地には入っているものの、立ち退きや移転の話はまだないようですが、隣の工事の影響からか入り口付近の床にひび割れが生じ、補修しているところだそうです。
福ビル、天神コア、天神ビブレ、イムズなど、周辺のビルが建て替わるなか、昭和なリレー営業店舗がいつまで続くのかは不明ですが、天神にお出かけの折は、伝説の「ちゃんぽん」を食べてみてください。 | |
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▽工事が進む天神ビッグバン1号物件(左)と新生飯店入り口通路 | |
▽天神ビッグバン計画地 赤点が「新生飯店」と「楽天地天神本店」 | |