4月12日、糸島のイベントの中で最も過酷なイベントといってもよい「糸島三都110キロウォーク」が開催されました。

福岡県糸島市に設定された約55キロのコースを2周、つまり110キロを歩く内容となっていて、第５回目となる今回は、1,000名を超える人がエントリーするという人気ぶりでした。

近年、100キロウォークなど、スーパーロングな距離を完歩するイベントが全国的に増えていますが、なかでもこの「糸島三都110キロウォーク」は、日本でも有数のハードなウォークとなっています。

開催当日の土曜日、お昼12時のスタートの天候は曇り。スタートから10時間を超えたあたりから、チャレンジャーたちの気力を根こそぎ奪っていくかのように冷たい雨が降りはじめました。その後、降り続く雨をもろともしない強い精神力をもった参加者たちはさらに歩き続け、例年とほぼ変わらないおよそ42％の人が完歩しました。

お昼の12時にスタートして、翌日の午後4時まで、28時間以内に完歩するという過酷な内容ですが、コース過程の、給水ポイントやチェックポイントでは「糸島流のおもてなし」が用意され、参加者たちを癒してくれます。

家族が応援してくれたり、会社や学校のみんなでいっしょに歩き、絆を深めたりといろいろな想いやきっかけで参加したチャレンジャーたち。完歩した直後の疲労困憊のなか、「また参加したいですか？」という問いかけには、「来年も参加します！」という返事が返ってきます。くたくたになりながらも、完歩した人にしかわからない苦労を超えて得た何かがあるのかもしれません。

年々参加者が増えて人気を集めている糸島市春恒例のイベント「糸島三都110キロウォーク」。この過酷なイベントの模様を【動画】でお届けします。


糸島三都110キロウォーク
http://www.ito110walk.jp