霊を映し出すカメラ〝射影機〟を手に、廃屋や廃村を散策しながら霊と戦う和風ホラーゲーム「零」シリーズ。2001年12月に1作目となる「零～zero～」が発売されて以来、シリーズ売り上げ本数累計130万本を誇る人気の作品です。

そのゲーム「零」シリーズが、民俗学者でまんが原作者の大塚英志氏原作でこの度待望の映画化！2014年9月26日（金）より全国で公開されます。

8月21日（木）には、公開に先駆けて福岡市博多区・中洲の「大洋メディアホール」にてマスコミ試写会が開催されました。

「劇場版　零～ゼロ～」の舞台は、山奥に佇む女学園。みんなの憧れの的である主人公の女学生・アヤが寄宿舎に籠るようになって数日後、学園の生徒たちが次々と姿を消していく不可解な出来事が起こりはじめます。失踪した生徒たちに共通していたのは、アヤにそっくりな少女の写真に接触していた事。そしてその後、皆がアヤの〝幻〟と「私の呪いを解いて」という不気味な囁きに悩まされるようになるのです。

学園には午前0時に女の子だけにかかる呪いがあるという言い伝えも…

やがて、失踪した生徒たちは水死体となって発見されます。その頃、アヤの〝幻〟を見るようになっていたミチの前に本物のアヤが現れ、これまでの〝神隠し〟事件と自分そっくりの〝幻〟の正体をつきとめるため、ミチと二人でこの謎に迫ろうと立ち上がります。

不可解な死や呪いの言い伝えの真相、そして〝幻〟の正体とは…！？

主人公・アヤを演じる中条あやみ、そしてダブルヒロインのミチを演じる森川葵は共に雑誌「Seventeen」の専属モデル。10代を中心に絶大な人気を誇る二人が、それぞれのキャラクターを見事に演じています。ただ〝怖い〟だけじゃない、少女たちが織り成す物語もこの作品の見どころです。

また、映画の中には大塚英志氏原作の漫画「黒鷺死体宅配便」のメインキャラクターも…！コミックそっくりの服装や風貌で登場するので、漫画のファンの方は是非、このコラボレーションもチェックしてみてくださいね！

激しいアクションや血しぶきなど〝ホラー映画〟でイメージされるような描写は無いものの、子どもでも大人でもない〝少女〟の姿、午前でも午後でもない〝零時〟の呪い、現代でも昔でもないちょっとレトロで繊細な背景など、曖昧で不思議で耽美的な世界観がなんともいえない恐怖を演出している「劇場版　零～ゼロ～」。まさに〝純日本のホラー〟といった印象です。恐怖の中にも、美しさや少女たちの〝物語〟があり、女性にもおススメのホラー映画です！

＜劇場版　零～ゼロ～＞

9月26日(金)よりTOHOシネマズ天神、イオンシネマ福岡ほか全国ロードショー！

主演：中条あやみ・森川葵

原案：「零～zero～」（コーエーテクモゲームス）

原作：大塚英志「零～ゼロ～　女の子だけがかかる呪い」（角川ホラー文庫刊）

監督・脚本：安里麻里

配給：KADOKAWA／©2014「劇場版　零～ゼロ～」制作委員会／2014年／日本

http://zero-movie.jp/