3月は、卒業シーズン。

別れはつらいですが、新しいスタートを切るためにしっかりと準備をして、

4月を迎えましょう！

さて、連載９回目を迎える、旬の食材を使用した料理レシピ講座。

野菜ソムリエアワードで金賞を受賞し、日本一の野菜ソムリエとして活躍する吉田聡さんによる旬の野菜や果物を使った料理レシピをご紹介します。今回の食材は、博多の春を告げる野菜「博多蕾菜」をご紹介します。

ところで「博多蕾菜」ってご存知ですか？

“博多の春を告げる野菜“として2月から3月中旬くらいまでしか食べられない

今の時期限定の野菜です。

蕾菜は、大型からし菜の一種でその脇芽を収穫したものです。

花の蕾のような形と白と緑のコントラストがかわいい野菜です。

◎蕾菜はどんな栄養価があるの？

蕾菜はキャベツなどと同じアブラナ科の野菜です。

春野菜の特徴のピリッとした程よい苦みと旨みを感じることができます。

食感は、コリコリッとしていて食べごたえもあります。

蕾菜には、ｒ－アミノ酪酸（GABA）が含まれています。

これは、血圧を下げる効果やリラックス効果などが期待されている成分になります。

GABA入りのお菓子なども流行りましたね。

◎博多蕾菜を買う時のポイント                                                                         

①全体的にツヤがあり、緑が鮮やかなもの。

②根元の切り口がなるべく白いもの。

◎博多蕾菜の保存方法

乾燥しやすい野菜なので、ビニール袋などに入れて冷蔵庫で保存してください。

たくさん手に入ったときは、軽く塩ゆでして食べやすい大きさに切ってから冷凍保存してください。

博多蕾菜を使ったおススメレシピ

食感が楽しい！博多蕾菜とツナのユズマヨ炒め