食べる日本一の野菜ソムリエが教える!旬の食材のおいしい食べ方【Vol.1】今月は「ゴーヤ」!
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野菜ソムリエアワードで金賞を受賞し、日本一の野菜ソムリエとして活躍する吉田聡さんによる旬の野菜や果物を使った料理レシピ講座。 今月の旬の食材は、暑い夏を乗り切る必需品「ゴーヤ」です。
ちょっと前までは、沖縄の野菜=ゴーヤの印象が強かったですが、今ではここ福岡でも作っている農家さんも多くなり、 夏の野菜は?と聞くと「ゴーヤ」と答える方も増えましたね。さらに夏の暑い日差しをよけるグリーンカーテンとしてもゴーヤは活躍しています。
◎ゴーヤの栄養素は? ゴーヤは別名「にがうり」とも言われるくらい苦い野菜です。 苦みの正体はモモルデシンという成分ですが、これは胃腸を刺激して食欲を増進させる働きがあると言われています。 さらにお肌の調子を整えるビタミンCやカリウムが含まれているので夏の美容と健康維持には欠かせない食材です。
◎ゴーヤを買う時のポイント スーパーや道の駅などの直売所でゴーヤを見つけたときは、次のポイントをチェックしてみるといいですよ。 ① 濃く鮮やかな緑色をしている ② ずんぐりしていてずっしりと重みを感じる。 ③ 表面のイボが堅くて、細かく密になっているもの。 黄色くなったものは熟しているものです。甘味が出てくるのでスムージーに入れるなら、黄色いものがおススメです。
◎ゴーヤの保存方法 買ってから2日間程度なら常温で保存できます。 ただ、気温が高くなると黄色く熟してくるので冷蔵庫で保存するのがおススメ。 保存する時は、縦半分に割って種子とわたの部分をスプーンで取り除いてラップなどで包んで保存してください。 カットして保存したり、一度火を通して冷凍保存してもOK。
【夏にピッタリ!ゴーヤの簡単和え】 ゴーヤの食べ方はゴーヤチャンプルーなどいろいろありますが、今回は簡単にできるレシピを紹介します。 暑い夏のビールのおつまみにも最適なレシピです。
●材料 ・ゴーヤ 1本 ・塩こぶ 適量 ・スルメ 適量 ・鰹節 適量 ・白ごま 適量 ●作り方 1.ゴーヤは、ワタを取り、さっと下茹でしておく。 2.ゴーヤ、塩こぶ、スルメを食べやすい大きさに切って和える 3.お好みで鰹節・白ごまをかけて完成。
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日本一の野菜ソムリエ 吉田聡 絵描き家としての一面も持つ。
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