イベント山笠(ヤマ)を知る!vol.⑨~福岡ドーム編~【博多祇園山笠】
山笠(ヤマ)を知る!vol.⑨~福岡ドーム編~【博多祇園山笠】
今年で775年目となる福岡市の夏の風物詩「博多祇園山笠」 その「飾り山」や、男衆が担ぐ山車「舁き山」を紹介するコーナー、題して「山笠(ヤマ)を知る!」。
第9回は「十番山笠・福岡ドーム」を紹介します。
<十番山笠・福岡ドーム 飾り山 【表】> 【標 題】常勝玄海鷹 【人形師】置鮎琢磨氏 今年のソフトバンクホークスはちがうばい。注目の新戦力、私達が待ちに待った見逃せない試合、洗練されたチーム力。国指定の博多伝統文化「十番山笠」も今年も無事出来たし、ホークスファンとみんなで「オイサオイサ」で頑張るバイ。 私達が目指すものは日本一、この博多での優勝パレードがぜひぜひ見たかけん俺達もみんなで応援するバイ。ホークスがんばれ。
<十番山笠・福岡ドーム 飾り山【見送り】> 【標 題】合戦大保原 【人形師】三宅隆氏 時は南北朝時代。 南朝北朝の乱れに際し、菊池武光は南朝の正統を信じ、 正平14年(1359年)後醍醐天皇の王子懐良(かねよし)親王を奉じ、 四萬の武光軍と北朝方少弐頼尚(よりひさ)六萬の軍が雌雄を決する死闘を繰り広げた合戦で、 菊池武光は少弐軍屈指の猛将"少弐新左衛門武藤(たけふじ)"と激しく組合って撃取り、 阿修羅の叫びが敵、味方にとどろき渡りました。 武光は更に小川を渡り、深く追おうとしたが、夜明け前からの激戦で、 味方も疲れ、追撃する事を止め、軍を山隈原にまとめました。 折からの雷雨に水嵩を増した沼川の流れに入った武光は、 鮮血に染まった長太刀を洗ったところ刃は鋸の様にこぼれており、川の水は真っ赤に染まりました。 後世、この川は、太刀洗川と呼ばれる様になり、また、この古戦場の跡は現在の小郡市の中にあります。
◇博多祇園山笠公式サイト◇ http://www.hakatayamakasa.com/index.php
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