九州にある産業革命遺産の数々が来年の世界遺産登録の日本代表に選ばれていることを、みなさんご存知でしょうか？

世界遺産は「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」という３つのタイプがあり、これらの施設は「文化遺産」にあたりますが、

八幡製鉄所や三池炭鉱、グラバー邸、軍艦島といった8県11市にまたがる23の構成資産（通称：明治日本の産業革命遺産　九州・山口と関連地域）が2015年の日本代表に選ばれているのです。

日本代表は昨年から１年に１件のノミネートで、今年は群馬県富岡市にあった日本初の機械製糸工場「富岡製糸場」が代表となり、見事世界遺産に登録されました。

この「明治日本の産業革命遺産　九州・山口と関連地域」が世界遺産に登録されるためには、九州の人々、とりわけ福岡県民の機運の高まりは欠かせません。この国家プロジェクトを盛り上げるべく、8月3日に「明治日本の産業革命遺産」世界遺産セミナーがアクロス福岡大会議室で行われます。

セミナーは九州大学大学院芸術工学研究院教授の藤原惠洋氏による講演「廃墟か、遺産か～産業遺産群を守り、活かし、世界遺産に導く市民の力」と、演劇「宿老と炭坑美人」との２部構成で、さまざまな切り口から「明治日本の産業革命遺産　九州・山口と関連地域」について、より深く知ることができる内容となっています。

このセミナーは福岡県と「QBC九州ビジネスチャンネル」を運営する「株式会社TMエンタープライズ」との共同企画となっていて、「世界遺産登録推進レディMI6（エムアイシックス）」も会場に花を添えますよ。

セミナーに参加するには、7月30日(水)までに申し込みが必要ですので、お早めに！

「明治日本の産業革命遺産」世界遺産セミナー

平成26年 8月3日（日）

14：15～17：30 ※受付開始 14：00

アクロス福岡大会議室

（福岡市中央区天神1-1-1）

申 込 先

●福岡県世界遺産登録推進室

TEL:092-643-3162

【mail】sekaiisan@pref.fukuoka.lg.jp

●北九州市世界遺産登録推進室

TEL:093-582-2922（電話による申込のみ）

●大牟田市世界遺産登録・文化財室

TEL:0944-41-2515

【mail】sekaiisan01@city.omuta.lg.jp

●中間市世界遺産推進室

TEL:093-246-6273

【mail】sekaiisantouroku@city.nakama.lg.jp

プログラム

14：00　受　付

14：15　開　会

　　　　福岡県世界遺産登録推進室長あいさつ　　

14：20　北九州市・中間市・大牟田市の取組

14：50（休憩10分）

15：00　講　演　「廃墟か、遺産か～産業遺産群を守り、

活かし、世界遺産に導く市民の力」

　　　　講　師／藤原 惠洋氏（九州大学大学院芸術工学研究院教授）

16：10　（休憩15分）

16：25　演　劇　「宿老と炭鉱美人」

17：30　閉　会

お問い合せ先

●福岡県世界遺産登録推進室　092-643-3162

●北九州市世界遺産登録推進室　093-582-2922

●大牟田市世界遺産登録・文化財室　0944-41-2515

●中間市世界遺産推進室　093-246-6273