福岡県立図書館で6月23日(土)13:00~16:00、第52回福岡県地方史研究協議大会が開催されます。今年度の大会のテーマは「世界遺産・沖ノ島」。 このテーマに関してそれぞれに造詣の深い三名が講演が行われます。 <講演内容> ◆古代宗像氏と沖ノ島祭祀 大高 広和 氏 (福岡県文化振興課世界遺産室 宗像・沖ノ島遺産係 主任技師) 古代律令制下の宗像郡は、その支配者である宗像氏と彼らが祭った宗像三女神に対する特段の配慮から、全国に八つしかなく、西海道では唯一の「神郡」とされました。その範囲から窺われる宗像氏の勢力の広がりと、その淵源である沖ノ島祭祀との関わりについて考察します。 ◆世界文化遺産「宗像大社」の歴史と由緒 葦津 幹之 氏 (宗像大社権宮司) 古代日本、国家安泰と交流の成就を願い、大和朝廷が篤い信仰を捧げた宗像大社の信仰の根源について解説します。 ◆「神宿る島」宗像・沖ノ島と神社・古墳 西谷 正 氏 (海の道むなかた館長) 沖ノ島における古代祭祀は、やがて巨岩周辺での自然崇拝から小祠での祭祀へと変遷します。古代祭祀を実際に斎行したのは、古代豪族・宗像君らでした。彼らは宗像地域に多数の古墳群を残しました。これらの遺跡・神社・古墳を統一的に考えてみたいと思います。 【日時】6月23日(土)13:00~16:00 ※受付開始12:30 【会場】福岡県立図書館レクチャールーム(福岡市東区箱崎1-41-12) 【定員】150名(※6/18までに事前申し込みが必要です) 【参加費】無料 【問い合わせ】福岡県立図書館 郷土資料課 tel:092-641-1126
ホームページはこちら 申し込みに関する情報はこちら |