山口県萩市の魅力を福岡県のマスコミに広くPRするためのバスツアーが19日開催されました。 ツアーには北九州市と福岡市を拠点にしているマスコミ関係者など約20名が参加し、 一行は、世間にはあまり認知されていない萩の魅力を、 市職員や地元の人たちからの説明を受けながら、一日かけて視察しました。
萩市は、2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台となったことや 「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されたことなどを契機に、 まちの魅力を国内外にPRしたことが奏功し、 2015年は年間観光客が200万人に達しました。
これまで萩市の観光客は、昭和50年頃の230万人をピークに、年間130万人程度で推移していましたが、 関係者は2015年の追い風を2016年以降にもつなげたいと意気込んでいます。
今回のバスツアーでは、「明治日本の産業革命遺産」の構成資産である 「萩反射炉」や「松下村塾」、「萩城城下町」など 世界遺産に登録されてから急ピッチで整備されたばかりのホットなスポットを中心に視察しました。 また、萩の特産品であるゆずを使った加工品などを堪能しました。
参加したメディア関係者たちは、 「あまり知られていないスポットがたくさんあり、とても勉強になった」などと感想を述べ、 市担当者や地元の人たちと熱心に意見交換していました。 【関連記事】 山口・萩の老舗旅館「萩の宿 常茂恵」で、MI6が世界遺産登録をPR! http://qb-ch.com/news/mi6hagi.html
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