博多駅前2丁目で8日早朝に起きた大規模な道路陥没事故は、発生から1週間で、ようやく通行が再開されました。15日午前5時、福岡市の担当者から全面復旧の合図がなされると、通行止めも解除し、博多駅前の道路に、いつもどおりの日常が再び訪れました。水中で固まるとされる流動化処理土を流し込んで大穴を埋め戻す作業を24時間体制で行い、通常では考えられないスピードで工事が進められました。その結果、たったの1週間で道路開通にこぎつけたうえ、以前と比べて、道路の強度は約30倍に増したといいます。