がん経験者の女優、原千晶さんと、 がん治療の最先端を走るひわきクリニック・樋脇一久院長による講演「ビョーキライフバランスに必要な医療情報セミナー」が8月3日、福岡市の西日本新聞会館で開催されました。
30歳で子宮頸がんを煩った原さんは、35歳の時に、さらに子宮体がんを煩いました。 その後、治療に専念し、回復したものの、 医師から言われていた1か月に1度の定期健診を自己判断で、途中でやめてしまい、 がんの再発を招いてしまったということです。 原さんは、そんな自身の経験から、「がん検診の大切さ」を訴える啓蒙活動を全国各地で繰り広げていて、 この日は短い講演だったにも関わらず、会場の参加者たちからは多くの質問が飛び交いました。
そして、第2部は、 北九州市にあるひわきクリニックの医師、樋脇一久院長によるセミナー「革新的がん治療 NK細胞による再発転移の征圧」。 多くのがん患者を救ってきた樋脇先生が 進行するがんに最も効果があるとされるANK免疫細胞療法のメカニズムについて、わかりやすく解説しました。
主催のNPO法人ウィッグリング・ジャパンは、 がん患者のために、かつらのレンタルや人工乳房の販売などをおこなっていて、 今回のイベントで、がんについての関心が高まってもらえればと話しています。
NPO法人ウィッグリング・ジャパン http://www.wig-ring.info/ |