元気【動画】イスラム教徒の移動式礼拝堂「モバイルモスク」のデザインを麻生工科自動車大学校の学生がデザイン

Posted:2016年07月19日

 

モバイルモスクはイスラム教徒のための移動式礼拝堂のことで、大型トラックの中にモスクをつくり、いつでもどこでも「イスラムのお祈り」をできるようにしたものです。

 

オリンピックやワールドカップなど世界規模のイベントでは毎回、イスラム教徒にとって、落ち着いてお祈りをする場所がない、もしくは不足しているというが懸念されていたといいます。

 

それを解決しようと、福岡市の企画会社「株式会社YASUプロジェクト」が、中東の国・カタールの国営企業とタッグを組んで、モバイルモスクを企画・開発。現在は、大型トラックのデザイン部分の研究が進められています。

 

そのデザイン部分を担うのが、福岡市で自動車の開発を勉強している麻生工科専門大学校で、学生から出されたたくさんの作品の中から、実用的で優秀な作品を選び、7月15日に表彰式が行われました。

 

現在、モバイルモスクは、2020年の東京オリンピック/パラリンピック、2022年のワールドカップ・ドーハ大会に採用されることを視野に、開発が急ピッチで進められています。

 

今年11月にドーハで開催される日本を紹介するイベント「サムライフェスティバル」で、初お披露目される予定となっています。

 

 

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