福岡市博多区の福岡国際センターで10月7日(火)～9日(木)の3日間、九州産農林水産物、加工食品メーカーが集結した「Food Expo Kyushu ～from Fukuoka to the Global Market～」が開催されています。

これは世界的にも優れた高付加価値の九州産農林水産物や加工食品を国内外に発信し、地場食品関連産業のさらなる売上向上、販路拡大

および地域経済の振興を目的としたイベントで、国内外の食品流通企業や中食、外食関係者、ホテル、通販、商社などのバイヤーを対象に、

同会場内にて展示商談会や貿易相談コーナー(無料)やセミナーなどが行われています。

この模様を、QBC記者研究生の千尋がリポートします！

会場に入ると、まず目に入るのは様々なブースと多くの人々。九州各地から集められた企業の数はなんと135社！

農林水産物やその加工品、調味料、菓子類、酒類など種類も多く、それぞれの企業が自慢の商品を並べていました。

ブース毎に、会社や商品のイメージに合わせてディスプレイを工夫したり、商品説明したりしていて、それぞれおスタッフの衣装にもこだわっていました。

真っ先に目に留まったのは、まるで森の中のような展示をしていたはちみつを扱っている「はちみつカンパニー」。

一列に並べられたカラフルな瓶の中身はすべてはちみつ！

濃厚な天然はちみつに、ストロベリーやパイナップルなど様々な農産物の果汁をミックスした全14種の「カラーハニーシリーズ」は、パンやヨーグルトと一緒に食べると美味しいそうです。

▲はちみつマルシェ

健康志向の企業が多いなか、こんにゃくを加工した食品を扱っている「株式会社クマガエ」では、社長自らが商品の説明をしてくださいました。

ブースには、豆腐や白玉、ようかんなど様々な商品が並んでいましたが、なんと、全てこんにゃくでできているそうです！

こんにゃくはカロリーが低く、食物繊維が豊富なので、ダイエット食品としても人気ですね。

▲株式会社クマガエ

続いて訪れたのは、九州大学と提携している「株式会社産学連携機構九州」のブース。

「はかた地どりソーセージ」は、もともと農学部附属農場で学生たちが実習で作っていた製法と、旨味成分であるイノシン酸を多量に含んだ「はかた地どり」がブレンドされた逸品です。

他にも、九州大学のブランド商品もあり、その場で試食させていただきましたが、とてもおいしかったです。

この、「はかた地どりソーセージ」は「伊都菜彩」にて販売されているということです。

 ▲株式会社産学連携機構九州

他にもまだまだたくさんの企業が出展していて、まだ市場に出ていない新商品なども多数見ることもできました！

九州の食文化の活性化を間近で見ることができ、これらの商品がスーパーや空港などで見かけることが楽しみになりました。

今回のイベントはバイヤーを対象としたイベントですが、商品自体はインターネット通販などで、一般のお客様にも販売されています。

（取材：ＱＢＣ記者研修生・千尋）

＜Food Expo Kyushu ～from Fukuoka to the FGlobal Market～＞

開催日時：10月7日(火)～9日(木)　10時～17時(最終日は16時まで)

開催場所：福岡国際センター

　　　　　福岡市博多区築港本町2-2

http://www.food-expo-kyushu.jp/

※参加には上記HPより事前登録が必要です。