九州にある産業革命遺産の数々が来年の世界遺産登録の日本代表に選ばれていることを、みなさんご存知でしょうか?
世界遺産は「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」という3つのタイプがあり、これらの施設は「文化遺産」にあたりますが、八幡製鉄所や三池炭鉱、グラバー邸、軍艦島といった8県11市にまたがる28の施設(通称:明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域)が2015年の日本代表に選ばれているのです。 日本代表は昨年から1年に1件のノミネートで、今年は群馬県富岡市にあった日本初の機械製糸工場「富岡製糸場」が代表となり、見事世界遺産に登録されました。
この「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」が世界遺産に登録されるためには、九州の人々、とりわけ福岡県民の機運の高まりは欠かせません。 この国家プロジェクトを盛り上げるべく、6月28日に「明治日本の産業革命遺産」世界遺産セミナーが北九州イノベーションギャラリー・プレゼンテーションスタジオで行われます。
セミナーは産業考古学会理事の市原猛志による講演「製鐵所と八幡の近代化遺産」と、演劇「宿老と炭坑美人」との2部構成で、さまざまな切り口から「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」について、より深く知ることができる内容となっています。
このセミナーは福岡県とQBC九州ビジネスチャンネルの共同企画となっており、QBCが募集している「世界遺産登録推進ガール(仮)」のお披露目も行われる予定です。
セミナーに参加するには、6月25日までに電話またはメールで氏名を申込先に伝える予約制となっています。
「明治日本の産業革命遺産」世界遺産セミナー 平成26年 6月28日(土) 9:30~12:30 ※受付開始 9:10 北九州イノベーションギャラリー プレゼンテーションスタジオ (北九州市八幡東区東田2丁目2-11)
申 込 先 福岡県世界遺産登録推進室 TEL:092-643-3162 【mail】sekaiisan@pref.fukuoka.lg.jp
プログラム
9:10 受 付 9:30 開 会 福岡県世界遺産登録推進室長あいさつ 9:35 北九州市・中間市の取組と今後のスケジュール 10:05 (休憩10分) 10:15 講 演 「製鐵所と八幡の近代化遺産」 講 師/市原 猛志 氏(産業考古学会理事) 11:15 (休憩10分) 11:25 演 劇 「宿老と炭坑美人」 12:30 閉 会
お問い合せ先 ●福岡県世界遺産登録推進室 092-643-3162 ●北九州市世界遺産登録推進室 093-582-2922 ●中 間 市 世 界 遺 産 推 進 室 093-246-6273
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