学ぶ山笠(ヤマ)を知る②! 5番山笠・東流「飾り山」
今年で771年目となる福岡市の夏の風物詩「博多祇園山笠」。 山笠人形で豪華に彩られた高さ10メートルを超える山車「飾り山」が、市内14カ所で公開されています。 その「飾り山」や、男衆が担ぐ山車「舁き山」を紹介するコーナー、題して「山笠(ヤマ)を知る!」。 その第2回目は、5番山笠・東流の「飾り山」です。 (2番山笠・恵比須流、3番山笠・土居流、4番山笠・大黒流は「舁き山笠」のみ) <5番山笠・東流「飾り山」表> 【標 題】清盛平定功(きよもりへいていのいさおし) 【人形師】室井聖太郎氏 保元の乱、平治の乱でめざましい戦功を上げ、平家の隆盛を築き上げた平清盛。今年の大河ドラマの主人公・平清盛を題材に、平治元年の六波羅合戦の模様を山笠で再現しているという。 <5番山笠・東流「飾り山」見送り> 【標 題】牛若丸修験之場(うしわかまるしゅげんのば) 【人形師】室井聖太郎氏 源頼朝の孤児として母、常磐と幼少時に別れ、鞍馬寺に預けられた牛若丸。その牛若丸が荒法師の天狗等に武芸を仕込まれていく場面を山笠の見送りで表現したという。 平清盛が情けをかけ、残した源氏の血統により皮肉にも平氏の滅亡へと移っていく歴史の流れを山笠の表と見送りの両面で表現。 <博多祇園山笠公式ホームページ> http://www.hakatayamakasa.com/index.php 関連記事 山笠(ヤマ)を知る! 1番山笠・千代流「飾り山」 【動画】新・QBCのなるほど豆知識講座 博多祇園山笠編 ♪CHEERS/choCo |