学ぶ★世界の「あけましておめでとう」特集★
世界のあけましておめでとう!さっそくご紹介! さぁ、いくつ答えられるかな?
日本:あけましておめでとう。 日本で一番よく使う新年の挨拶。今では「あけおめ」と短縮して使われることも多々あります。お正月の定番メニューはやっぱりおせち料理。お雑煮は地域や家庭でいろいろな味があって美味しいですよね!
英語:ハッピー ニュー イヤー( HAPPY NEW YEAR) 英語で新年おめでとう。日本でも年賀状などによく使われます。
韓国語:セヘ ボッ マニ パドゥセヨ 直訳すると「新年、福をたくさん授かってください」という意味になります。お正月には「トックク」といったお餅が入ったスープを食べます。韓国では、一杯食べると一つとしをとると言われています。としをとるならたくさんは食べられないな!笑)
中国語:シンネンハオ(新年好!) 中国のお正月には大根餅と餃子がよく食べられます。特に水餃子は中国語の発音が交子(子を授かる)と同じであることや、昔の貨幣の形に似ていることなどから縁起の良い食べ物とされています。
インドネシア語:サラマット サトゥ タフン(selamat satu tahun) インドネシアのバリではお正月のことをニュピといい、その日はバリ島の全島民が「火や電気を使わない」「外出しない」「仕事をしない」「食事をしない」とか。それは心の火を一日だけ消す日だからです。欲望や願いで熱くなりすぎている心を冷却し、日々の暮らしにバランスを取り戻すための日にされています。
タイ語:サワッディー・ピーマイ(Sawadee Pii Mai) タイではお正月に「カオチェー」というジャスミンの冷やし茶漬けを食べます。固めに炊いたタイ米を洗って乾かしたものに、ジャスミンの香りの水をかけ、氷をたっぷりのせていただきます。胃に優しそう・・・。
ロシア語:スノーベム・ゴーダム(С Новым годом) お正月料理の一つに「ペリメ二」というロシア風水餃子があります。大きな鍋にお湯を沸かし、多めに塩を入れ、ペリメニを少しずつ入れて、浮き上がってきたものからすくって、水気を切って皿に盛り、バターをまぶして食べます。
スペイン語:フェリス・アニョ・ヌエボ (Feliz Ano Nuevo!) ポルトガル語:フェリス ・アーノノーヴォ(Feliz Ano Novo) スペイン・ポルトガル・メキシコではお正月にぶどう(ポルトガルでは干しぶどう)を食べます。新年に教会で12回鳴る鐘にあわせて12粒食べます。
ベトナム語:チュック ムン ナム モイ(Chuc Muon Nam Moi) フランス語:ボンナネ(Bonne Annee!)フ フランスのお正月には「ガレット・デ・ロワ」という焼き菓子を食べます。フランス語で「王様のお菓子」という意味を持つパイ生地の焼き菓子。 アーモンドクリームとパイ生地の中に潜む「フェーブ」と呼ばれる小さな陶器製のミニチュアを当てた人は、 その日の王様または女王様になることができます。お正月にパイなんて、おしゃれ~!
他にも・・・↓ イタリア語:ボン カポ ディアノ(Buon capo d'Anno!) チベット語:タシデレ ドイツ語:グリュックリヒェス・ノイエス・ヤール(Glückliches Neues Jahr) ルーマニア語:アン ノウ フリチッ(An nou fericit) スウェーデン語:ゴット ニット オー(Gott nytt år) アラビア語:アッサラーム・アライクム スワリヒ語:ヘリ ザ ムワカ ムピャ(Heri Za mwaka mpya!) ギリシア語:フロニャ ポラ チェコ語:シュチャストゥニー ノヴィー ロック!(St'ast'ny novy rok !)
みなさん、いかがでしたか? 「あけましておめでとう」の一言でも世界にはこんなにたくさんの言葉があります! 上の例とは別に、地域などによって多少発音や、文化の違いがあります。日本で言う方言みたいなものですね。
お正月の風習や食べ物も国によって全く異なります。いろいろな国の文化を取り入れたおせち料理を作ってみんなで食べるのも楽しみ方の一つかもしれません。
〈中隈あずみ〉
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