レーサーたちの養成訓練所、財団法人日本モーターボート競走会の「やまと学校」。学校といえども、文部科学省ではなく、公営競技を管轄する国土交通省の所管だ。ここには、レーサーや審判員・検査員を夢見る若者89人が、毎日キビシイ訓練を受けている。 ふだんこのような施設を見学できる機会はなかなかないが、今回は、ボートレース福岡のファンサービスの一環として、ツアーが実施された。テレビレポーターの林さやかさん、モデルの坂本拓也さんをはじめ、競艇ファン約30人が参加、QBC取材班も潜入レポートを試みた! やまと学校は敷地面積が40万平方メートル。ちょうど東京ディズニーシーと同じぐらいの広さだ。訓練用の水面は2つあって、実際のレース場よりも大きい。 しかも、この見学会で、間近で訓練を見られるので、臨場感があって迫力満点だ。訓練は、技術向上はもちろんのこと、人間形成にも力を入れているという。廊 下をすれ違うたびに、元気なあいさつをしてくれる訓練生のみなさんの、礼節を重んじる意識は、「今の若い者は。。。」とか言っているオトナたちにみせてや りたいぐらい、さわやかな光景だった。 訓練生のみなさんはこの学校で1年間、みっちりと修行したのち、レーサーになるための試験をクリアした者だけが、晴れて表舞台に立てるという厳しい世界だ。夢ある若者に、心からエールを送りたくなるナイスな見学ツアーだった。 このツアーの模様は後日、動画でボートレース福岡のホームページ、並びに、QBCにもアップされる予定。こうご期待!
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