イベント「筑後川のめぐみフェスティバル」には、九州の水のめぐみが大集合!!
福岡市役所西側ふれあい広場で26日と27日の2日間、「筑後川のめぐみフェスティバル」が開催されています。
地理的に水資源に恵まれていない福岡都市圏。そのため、福岡市が使用する水道のおよそ3分の1は九州北部を東から西へ流れる「筑後川」に頼っています。今回のイベントは福岡市民を支える筑後川への感謝を込め、「水の大切さ」や「森を守り育てることの大切さ」について広く啓発することを目的に開催されています。
たくさんの来場者が参加していたのが「筑後川のめぐみクイズラリー」。会場内16か所には、筑後川に関連したクイズ問題が設置され、5問正解者には「コンパクトドリンクボトル」がプレゼントされます。また、ピンボール、フライングディスクを使ったストラックアウトなども用意され、いろいろな「水」クイズを楽しむ子供たちの姿が印象的でした。
そして、会場では「筑後川交流物産展」も開催中。九州4県から16市町村が集まり、各地域の特産品や観光PRなどを行い、来場者に「地元の良さ」を伝えていました。
柳川市からやってきた「龍川魚商店」の周りでは、炭火で焼かれるうなぎの蒲焼きの芳ばしい、食欲をそそる香りが漂っています。昔から、うなぎの卸しを専門としているというこの店。うなぎ本来の味・食感が堪らない一品だそうです。 一方、東峰村の「小石原焼 森山寛山窯元」のブースでは、焼酎・マグカップ、鉢や皿など生活雑貨類200点を展示販売。とびかんなや刷毛目などの装飾が施された、普段使いにピッタリな小石原焼が所狭しと並んでいます。
他にも、太鼓や音楽、観光PRなどのステージイベントも行われ、楽しみながら「筑後川のめぐみ」が満喫できる今回の催し。「水」について知識を深めるとともに、九州のさまざまな地域の良さが実感できること間違いなしですよ。 【取材:安東真矢】
筑後川のめぐみフェスティバル | |