イベント「博多灯明ウォッチング」が彩る、幻想的な博多の夜
灯明の幻想的な光で、博多の夜の街を照らす「第19回博多灯明ウォッチング2013」が19日に開催されました。 博多部まちづくり協議会が主催し、今回で18年目を迎える博多灯明ウォッチング。博多の秋の催し「博多秋博」の一大イベントで、櫛田神社や博多リバレインなど9つの会場に何万個もの灯明が設置されました。和紙に映るロウソクが放つ、淡くやわらかい光が会場を包み込み、落ち着きある雰囲気を醸し出しました。 そして、灯明を使った直径80メートルもの巨大な地上絵などの「灯明アート」も見所の一つ。上川端街の櫛田神社では毎年、博多にゆかりある人物を地上絵で描いているといいます。今年のテーマは「黒田武士」。3000もの灯明で仕上げた、赤、緑、黄色やオレンジなど色彩豊かに彩られた地上絵は見る人を魅了していました。 灯明がともるのはわずか3時間。淡い光が演出する街並み・アートをひと目見ようと、たくさんの来場者が各会場に集まり、博多の美しい秋が堪能できる一夜となりました。 【取材:安東真矢】
第19回博多灯明ウォッチング2013
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