糸島を愛する工房作家が集結し、クラフトと糸島の魅力を伝えるイベント「第6回糸島クラフトフェス」が9月21日から23日まで、糸島市志摩の志摩中央公園で開催されました。

糸島の風土に惹かれ、糸島に工房を持つモノつくりたちで構成された「クラフトフェス実行委員会」が主催するイベントで、「糸島を愛するクラフトマンを通して、糸島の魅力をさらに感じてほしい」という思いから企画されました。6回目となる今年も、大勢の糸島好きが集まり、例年の来場者数1万5000人を超えています。

会場には、陶芸・木工などを扱う61店が出店し、それぞれ個性に溢れた作品を展示・販売しています。とあるお店では、糸島の工房で仕上げた自慢の陶器類など、およそ350点もの品が並んでいました。そして「長く使えるように」というクラフトマンの思いから、コップや器などのデザインはどれもシンプルな作りにしているとのこと。さらに、このシンプルさが、陶器の落ち着きある雰囲気を際立たせていました。

糸島クラフトフェスのもう一つの楽しみ方は、糸島の食を堪能すること。飲食ブースには、糸島の食材を使った料理を販売するお店が計13店舗あり、どこも美味しそうな香りを漂わせていました。

 
また、イベントでは音楽ライブも企画され、この日はMaurryとCamの二人組・APOLONが登場。福岡市の糸島市のサポートソング「ふたみが浦の風」など3曲を披露し、会場を盛り上げました。

糸島クラフトフェス実行委員長の敦賀研二さんは「イベントでの交流を通して、たくさんの人に糸島の良さを感じてもらいたい」と話しています。糸島産のクラフトと食と音楽が同時に楽しめる「第6回糸島クラフトフェス」、大盛りあがりの３日間でした。

【取材：安東真矢】

〈第6回糸島クラフトフェス〉

http://itofes.com/